上司も呼び捨て。英語って失礼?

はじめまして。ビジネス英語をテーマにブログを始めたいと思っています

現在、アメリカの現地法人で働きながら、日本人向けにビジネス英語を教えています。仕事では、英語しか使わないのですが、レッスンでは、日本語と英語を交えて、慣習、文化の違いを織り交ぜながら、明日使える、楽しいレッスンを心がけています

このブログでは、レッスンで、生徒さんからお受けした質問、生徒さんと英語でお話するうちに気づいたことを中心に書いていきます

よろしくお願いします。

 

さて、今回は、初回ということで、アメリカと日本のビジネス慣習の違いで、気になることについて。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、基本、英語では、年齢、社会的地位、会社での立場関係なく、名前を呼び捨てにします。ですが、実際、私も上司を呼び捨てすることに、しばらく抵抗がありました。

でも、慣れてしまえば、こんなに良い慣習はない、と思うようになりました。なにせ、社長も上司も、みんな呼び捨てです。日常、誰が年上なのか、誰の地位が高いのか、等など。直接、仕事に関係のないことを気にせず、重要度の高い仕事だけに気持ちを集中できるのです。

ただ、相手がだいぶ年上に見えたり、立場が高い方であったりして、どうしても呼び捨てすることに、気後れしてしまうようでしたら、このように聞いてみたらどうでしょうか?

“Excuse me, but how do you want me to address you?”

「すみません、どう、お呼びしたらよいですか?

相手の返答例としては、

“You may call me Dr. Johnson

「ジョンソン博士と呼んでください」

“You may call me Ms. Johnson”

「ジョンソンさん(女性の場合)と呼んでください」

あるいはRobert Johnsonという名前で、一般的なアメリカ人であれば、

“You may call me Bob”.

“Call me Bob”.

というふうに、呼び捨てで良い、という返事がくるはずです。ちなみに、Bob Robertの愛称です。

 最後に、Mr. Miss, Mrs., Ms. の代わりに、さん使うかどうかですが、、、、

私の意見では、日本語がわからない方々に、さん使うには、混乱を招く恐れがあるので、特にビジネスでは避けるべきだと思います。しかし、日本企業の海外子会社で働いていたり、訪日経験がある方々なら、日本式に、例えば『ボブさんと呼ばれることがわかっているので、さんを使っても、特に問題はないでしょう。

 

いかがでしょうか? それではまた次回!